新潟県ならではの教育
小学校


十日町市立吉田小学校
生活科、総合的な学習の時間、学校行事を主に、アントレプレナーシップ教育を推進しています。低学年は野菜作りや野菜料理、中学年はホタル学習やサツマイモの加工品、高学年は米作りや起業体験など、地域の素材と人材をいかした学習を展開しています。自分の思いやアイデアを伝える力、主体的に活動する力が育ってきました。学校と地域、みんなで楽しむ秋の大収穫祭(アントレプレナーシップ教育フェスティバル)を目指して、毎日子どもたちが考え、瞳を輝かせて学習をしています。
中学校


胎内市立中条中学校
「まちづくり会社 中条中学校社」は、地域の特色と課題に気付き、将来住み続けられるまち「胎内市」の実現のために、生徒たちが自分たちでできることを模索し、実践していく会社です。生徒は地域の大人と協働し活動する中で、主体的に行動しようとする態度を養い、自らの行動が地域貢献につながることを自覚します。教師は生徒の意欲をかき立てることで地域の大人も本気になり、社会を変えることができると実感します。中条中学校社はこれからも、生徒と地域住民が誇りに思う活動に挑戦します。
高等学校

県立海洋高等学校
海洋高校では、地元企業や大学と連携して魅力ある実習に取り組んでいます。なかでも、日本大学と連携して取り組んでいる「フグ毒保有生物の毒化機構解明」に関する研究では、謎の多いフグ毒について、高校生が大学生と一緒に考え、謎を解き明かしていきます。生徒は積極的にこの研究に関わり、「分からないことが分かった」ときの変化に指導のやりがいを感じます。今後はより一層連携を深めながら、生徒の興味関心を引き立て、深い学びに繋がる教育活動を実施していきます。

県立新潟南高等学校
令和5年度から、台中市立文華高級中等学校の生徒と、英語で異文化交流を実施しています。令和7年3月には、当校から生徒5人が台中市立文華高級中等学校を訪問しました。日本式のお茶会をとおして互いの文化について学び、文華の生徒宅でホームステイを経験しました。令和7年6月には、文華の生徒28人が当校を訪問し、生徒同士で課題研究や調理実習などを行いました。今後もオンラインで交流を続ける予定です。両校生徒の相互訪問を継続し、課題研究の共同実施を図りたいと考えています。